海外転職・成功ガイド 一覧

海外転職をする際には、まずは希望国の給与相場は確認するようにしてください。駐在員とは異なり、現地採用者は現地企業に直接雇用されます。つまりは、日本にいたときとは異なる給与水準、待遇となるのです。今回は、上海、タイ、ベトナムの給与相場をまとめました。

目次

1．上海の給与水準
2．タイの給与水準
3．ベトナムの給与水準

上海の給与相場は15,000元（約30万円）前後から

例として営業職で経験2年以上であれば、15,000元前後（約30万円）の給与オファーとなることが一般的です。未経験であれば、10,000～13,000元程度。経験豊富な方や管理職であれば、20,000元程度（約40万円）が基準となります。

※1元＝20円で計算（2023年11月現在）

カモメリサーチでは、上海の生活費は月10,000元程度（約20万円）でした。月給が10,000元以下では、ある程度やりくりが必要になるでしょう。

現地採用者の給与については『第3回：中国・上海の物価と現地採用者の給与事情【2022年版】』でもご紹介しています。ご一読ください。

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タイの給与相場は50,000バーツ（約21万円）前後から

タイはビザの基準として給与は50,000バーツ以上（約21万円）と定められています。ただし、投資推奨であるBOI企業は50,000バーツ以下（約21万円）でもビザ取得が可能です。そのためBOIに指定されているカスタマーサービス企業では30,000バーツ程度（約12万6,000円）の求人もあります。

※1バーツ＝4.2円で計算（2023年11月現在）

カモメリサーチでは、タイの生活費は月36,000バーツ程度（約15万1,200 円）でした。つまり、月給30,000バーツ（約12万6,000円）以下では、ある程度やりくりが必要になるでしょう。インセンティブや手当の有無についてあらかじめ確認することをお勧めします。

現地採用者の給与については『第6回：タイ現地採用者の給与事情【2022年版】』でもご紹介しています。ご一読ください。


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ベトナムの給与相場は1,500USD（約約22万5,000円）前後から

ベトナムでは、一般職レベルで1,500USD程度（約22万5,000円）の給与オファーとなります。管理職レベルだと2,500USD以上（37万5,000円）の求人が多数です。

※１USD＝150円で計算（2023年11月現在）

カモメリサーチでは、ベトナムの生活費は月1,300USD程度（約19万5,000円）でした。つまりは1,500USD（約22万5,000円）以上の給与で、基本的な生活が維持できる水準となります。

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2023/12/11