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【step1-1】海外で働くには就労ビザが必要です! 

2023/12/11

上海就職

目次

1.海外転職を目指すなら、就労希望国のビザ条件を確認しよう!
2.学歴で就労できる国が異なります
3.新卒で働ける国と、働けない国があります
4.就労ビザの取得しやすい国はタイ、マレーシア、インド、フィリピン、カンボジア


海外転職を目指すなら、就労希望国のビザ条件を確認しよう!

海外転職を希望する方の中には、明確に就労希望国が定まっている方もいれば、とくにこだわりがない方もいると思います。
いずれの方もまずは就労ビザの取得条件を確認するようにしてください。以下のページに、各国のビザ条件についてまとめています。

  東南アジア各国の就労ビザ最新情報
東南アジア各国の就労ビザ取得条件をわかりやすくまとめました。【2022年版】


学歴で就労できる国が異なります

学歴によって、就労ビザが取得できる国とできない国があることをご存じでしょうか?  4大卒以上の学歴(学士取得)を求める国として主に、中国、ベトナムがあります。最終学歴が大卒以外の方(専門学校・短期大学・高校等)は、原則、それ以外の国を選択することになります。

大卒以上が必須の国
中国、 ベトナム

大卒でない方が働ける国
タイ
マレーシア(※専門卒以上)
シンガポール(※専門卒以上)
インドネシア
インド
フィリピン
カンボジア

ただし、ご注意いただきたいのはあくまでこれは「原則」であるということです。4大卒ではない方であっても、別の審査基準をもって就労ビザの申請ができるケースがあります。
例えば、中国では「ビザ点数制」というものがあり、学士を取得していない方であっても一定条件をクリアできれば、就労ビザの取得が可能です。詳しくは、以下のページをご一読ください。

  中国就労ビザの点数制について
複数の項目を点数化し、合計で60点以上を取得できると就労ビザを取得できる可能性があります。


新卒で働ける国と、働けない国があります

就労ビザの取得条件として就労経験を求める国があります。年数は国によって異なりますが中国であれば2年以上、ベトナムは3年以上です。
よって、新卒の方が海外就労を目指す場合には、タイ、マレーシアのBPO企業、インド、フィリピン、カンボジアが就労国の候補となります。

職務経験を求める国
中国(関連職種経験が2年以上)
ベトナム(関連職種経験が3年以上)
マレーシア(職種経験が3~10年以上) 
シンガポール(職種経験が3~10年以上)
香港(関連職種経験が3年以上)
インドネシア(関連職種経験が5年以上)

職務経験を求めない国
タイ
マレーシアのBPO企業
インド
フィリピン
カンボジア


ただし、この条件にも例外は存在し、例えば中国の場合は大学院卒の方や世界的に有名な大学の卒業生であれば、新卒であっても就労ビザの申請ができるケースがあるとされています。くわしくは、以下のページをご確認ください。

  第1回:新卒でも海外就職できますか?
 新卒で海外就職は可能ですが、就労経験なしで就労ビザを取得できる国と職種を確認しよう!


就労ビザの取得しやすい国はタイ、マレーシア、インド、フィリピン、カンボジアア

就労ビザが取得できるかどうかに不安があれば、学歴や就業経験に制限を設けてない国への転職を目指すとよいでしょう。基本的には、タイ、マレーシア、インド、フィリピン、カンボジアがその対象国となります。

それだけではなく、現地採用日本人が多い会社であれば、ビザ取得のノウハウを持っている可能性が高いです。例えば、マレーシアのコールセンターをはじめとした「BPO企業」は、毎年多くの日本人を雇用しています。つまり、面接の時点で「この候補者はビザが取得できるかどうか」といった視点で選考を進めているため、そうした企業であれば「内定=就労ビザの取得可能性が高い」と捉えて差支えありません。

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海外転職をするためには、まずはなにより就労ビザの取得が必要です。海外転職の第一歩として、就労希望国のビザ条件をチェックすることからはじめましょう!

2023/12/11

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