はじめての中国・アジア転職コラム
海外就職ノウハウ 2024-03-07
こんにちは、カモメ編集室です。
今回は、海外転職の面接事情についてご紹介します。
かつて、海外転職ではWEB面接と現地での対面面接、両方を使って選考を行うことが一般的でした。一次面接はオンラインだけど、最終面接は対面で行うといった具合です。
しかし、近年は海外転職の選考方法は大きく変化しています。WEB面接だけで内定がでるケースが大幅に増加しているのです。
「カモメ転職」を利用して転職された方のうち、約7~8割の方はWEB面接のみを行っています。技術者や営業職、カスタマーサポート、事務、教育関連職など、あらゆる職種がオンラインのみによって決定しました。
WEB会議ツールとしては、中国ではTeamsやWeChatビデオが一般的だったり、他のアジア諸国ではZoomが多いなど、地域によって利用される会議ツールは変化するようです。
WEB面接で渡航費用やスケジュール調整の負担が軽減!
かつてはWEBよりも対面面接のほうが、通過の可能性が高いと言われていました。オンラインだけでは、候補者の「人となり」が伝わりづらいと考えられていたためです。しかし、現在ではWEB会議が広く浸透したことによって、人事担当者の考え方も変化しています。
もちろん、業界や会社の風土によって「どうしても対面で面接したい」と考えるケースもあります。例えば、工場管理者などのポジションの場合。会社側から「実際に現場を見てほしい」という要望があったり、転職者自身も現場を見てから内定を承諾するかどうかの判断をしたい、と考えるためです。
また急募の場合だと、就労ビザの取得に時間がかかることを理由に、すぐに現地に来ることができる方のみを選考対象にすることがあります。その場合は、対面面接を行うことが多いようです。
そうであっても全体を見れば、海外転職では今後もWEB面接が主流になっていくことが予想されます。転職希望者にとって、これは大きなメリットだと言えるでしょう。
海外転職市場も、年々変化しています。上手にオンラインツールを利用することで、転職活動の負担も軽減していきましょう。
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