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カモメ編集部通信

香港旅行に役立つ!スマホ・タクシー・電車・グルメアプリの利用方法

現地スタッフブログ 2023-06-20


こんにちは!カモメのRinです。

先日上海に住む友人と1泊2日の香港へ旅行に行ってきましたので、その時の事前準備について書いていきたいと思います。まだ行ったことがない、という方はコレさえ準備しておけばサクッと週末に香港へ行けると思いますので、是非ご覧ください!

【はじめに】

・コロナ関連の証明書:2023年4月1日以降、現在(2023年6月時点)の香港は出発前のPCR検査の陰性証明や抗原検査結果、ワクチン接種証明書など全て不要です。

・査証(ビザ)について:現在、日本のパスポートを持っている場合、90日以内の観光目的の滞在はビザ免除となっています。

よって、事前に準備が必要な書類はありません。パスポートのみで渡航可能です!


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通信手段について

私は中国の携帯電話会社「中国联通」を使っているのですが、最も手間がかからない手段として旅行用のパッケージを購入しました

中国联通のアプリから「出境漫游专区」を選択し、香港で使用できる「多天包」で必要日数を選んで購入します。

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現地に到着すると使用開始のお知らせのSMSが届き、何の作業もなく通信をすることが出来ました。 ただ1点注意としては、香港に到着したらVPN不要と思っていたのですが、上記通信パッケージでは今まで通りVPNに繋がないとGoogle系サービスやSNSにアクセスできませんでした。

他にもいくつかの方法があります。
・香港用の物理SIMカードを事前購入する…ネットで購入することも出来ますし、香港系の航空会社の場合は機内販売などもしているようです。大体80~90HKD程度なので、長期滞在の場合はこちらの方が良さそう。
・「Airalo」「Nomad」などのeSIMサービスを利用する
・楽天モバイルの国際ローミングを利用する…2GBまで無料、3GBまで使用しても1,000円程度なのでWi-Fiの整った環境に滞在する予定の方や、現地で待ち合わせやSIMを購入するまでの繋ぎ程度に使用したい方にはちょうどいいかもしれません。日本から旅行される楽天モバイルユーザーの方は検討してみては。

タクシー移動について

配車アプリはいくつかあるようですが、今回は日本語表記もあり使用感にも慣れている「Uber」を選びました。アプリにはクレジットカード等の紐づけをするわけですが、現地採用の日本人にとって重要なのは現地口座から引き落とし出来るか、ということ!
なるべく日本の口座は減らしたくないですからね。
私は中国銀行を使っていますが、そちらのカード(※クレジットカードではなく口座開設時にもらったキャッシングカードのようなもの)は登録でき、問題なく使用時の引き落としも出来ていました。 念の為日本のクレジットカードも登録してみました。

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電車移動について

電車での移動がメインとなる場合は「MTRモバイル」というアプリをダウンロード!
乗り換え案内アプリとして、どこで乗り換えれば良いかシンプルな画面で検索することが出来ます。
広東語の駅名を入力するのは大変だな…と思いきや、路線図をタッチすれば発着駅を選択できてしまうというのも使い勝手が良いです。

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始発や終電の時間も調べられますので、市内の散策については特に問題なく移動できると思います。

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交通カードについて

そして重要なオクトパスカード(八達通)!こちらは日本の交通系カード(SuicaやPASMOなど)のようなイメージです。タクシーを除く公共交通機関(主に電車やバスなど)で使用できるだけでなく、コンビニなどでも使えます!レジ横にオクトパスマークが付いている所であれば使えるようで、私は近所のセブンイレブンと駅前のおにぎり屋さんで使ってみました。現金生活不便だなぁと思っていましたが、これで楽々…!結局、現金を使ったのはこのカードにトップアップする時くらいでした。



カードのデザインも色々あるようです。
私の場合は200元分トップアップ済のオクトパスカードを淘宝で事前購入したことによって当日到着してからスムーズに移動することができました。

持っていない場合は、駅の窓口で購入できます。
空港到着後「住市區(To City)」の方向に進むと、香港エアポートエクスプレス(Hong Kong Airport Express)の「機場駅」があります。中央部にある「客務中心(Customer Service Centre)にてカードを購入できます。驚いたのが、入場(乗車)時には改札が無いということ。
つまりチケットカウンターが混んでいる!時間に余裕がない!という時は取り敢えず列車に駆け込んで、到着駅でチケットを購入する、ということも出来ちゃうわけです。便利…!

なお、現時点ではiPhoneとApple watchのみの対応ですが、最近はMobile Octopusなるものがあるようです…!私はAndroidなので、試せなかったのですがiPhoneユーザーの方は是非検索エンジンで 「Octopus for Tourist」で検索してみてください。キャプチャ付きでセットアップの仕方など解説して下さっている記事がいくつかあります。

グルメアプリ

食事の時に便利なのは「open Rice/オープンライス」です。お店を探したり、テイクアウトのオーダーをしたりすることができます。また、もう一つ良いなと思ったのはクレジットカードを紐づけて電子決済のツールとして使うことができるということです。ただ、こちらはUber違って中国銀行のカードを紐づけできず…クレジットカードではないからなのでしょうか?なので、こちらは日本のクレジットカードを登録しました。
気になるお店はこのアプリでまとめてブックマーク。普段使っているアプリ「大众点评」も併用しました。







両替&キャッシング

現金もある程度用意が必要かと思いますが、到着時はイミグレーション近くに両替カウンターがありますので安心です。税関を出てすぐの場所にも複数両替カウンターがあります。同じ系列の店舗なので、レートに差はありません。
私は試しに両替カウンターを使ったのに加えて、銀行カードからのキャッシングも使用してみました。
荷物受け取りレーン(ターンテーブル)に行くと出口側に中国銀行のATMがあります。そちらから直接香港ドルの引き出しをすることが出来ます。現金を忘れた!という時はこちらも試してみて下さい。なお、普段使っているWechat payやAlipayは使うことが出来ません。

電源プラグ

香港のコンセントはBFタイプです。イギリスやシンガポール・マレーシアで使われているものと同じですね。
空港内はUSBプラグを直接差し込むコンセントが多かったので問題ないですが、ホテルで充電する際は必要になりますので、こちらも事前に淘宝で購入しました。

コミュニケーション言語

ホテルは中心地から少し外れた場所に泊まりましたが、スタッフの方は皆穏やかで、とてもサービスの良いホテルでした。朝食を注文していたのですが、朝食会場でのコミュニケーションも英語を使うことができるという点もとても安心。(チェックイン時もほぼ英語)
もちろん普通话も通じますので、外のレストランで外食をしたとき普通话で注文をしてみました。店員さんはこちらの言ったことを理解して下さるのですが、返答はほぼ広東語でしたので全然意味がわからず…。声調の数すら違うので、やはり別言語なんだなぁいう感覚がありました。
ちなみに点心類が美味しそうなお店にディナーをしに行ったのですが、そのメニューはお昼しか提供していないらしくちょっと悲しい思いをしました。(よく考えれば飲茶は昼間に食べるものですよね…)
他のお料理が美味しかったので良かったのですが。

<番外編>

少し困ったのはモールや駅のフロアマップの雑さ。フロア表記が見当たらず、そもそもココは何階なんだ?ということすらわからなかったり、フロアマップを見つけてもザックリ過ぎて「?」という感じで、かなり翻弄されました。(辿り着かない…)地図アプリ必須、できれば「写真解説付き〇〇への行き方」のような情報を事前に探しておきたいところです。

事前準備については以上です!上記装備があれば、現地で問題なく過ごせるのではないでしょうか。
今回はシャトルバスを使う機会はなかったので、次に行った時は試してみようかと思います。

それではまた!

2023/06/20



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