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カモメ編集部通信

上海ロックダウン中の過ごし方【5月ver】

現地スタッフブログ 2022-05-26

※5月7日時点での情報を記載しています。

みなさん、こんにちは!カモメ編集室のTです!

前回の編集部通信に引き続き、今回も上海のロックダウン下の生活をお届けしたいと思います。(もう長期間ロックダウン生活なので他のネタがなく申し訳ありません。。。)

この記事を書いている5月7日現在、未だ上海の大部分は厳格なロックダウンが継続されております。4月中旬から上海政府の方針で市内の小区(団地、マンションの敷地の単位)の感染状況に合わせて、以下の3つの管理体制に変更になっています。

【封控区】7日以内に小区内で感染者が出たエリア(基本的に家の玄関、もしくは部屋がある棟からは出られない)

【管控区】「封控区」となった小区を有する地域(小区から出られない)

【防范区】14日以内に小区内で感染者が出ていないエリア(小区からは出られるが、近隣への買い物、散歩程度)

上記の3つの区分は感染者の発生に伴い毎日変化するため、現状はどの管理体制エリアなのかの情報が発表されます(下図参照)。



5月7日現在では、上海では全体の感染者が5,000人を下回ってきたので(ピーク時は毎日20,000人以上)、徐々に規制が緩和してくるのではないかと期待はしております。
もちろん、ほとんど毎日抗原検査もしくはPCR検査をすることにはなっておりますが、既に隔離された2ヵ月が経過する私には日常になってきました。



【抗原検査キット】


【小区(中国の居住区画)でのPCR検査に並ぶ列】


【深夜に急遽PCR検査が行われる場合もあった。試薬は赤い液体】

隔離期間が非常に長くなっている私ですが、幸いなことに食料、日用品関係は足りなくなるということはありませんでした。政府や会社からの物資の提供、団购と呼ばれる小区単位での団体購入で十分な量を確保できています。


【大量に届いた団体購入品や配給品の数々】


【政府や会社からの配給品。量が多すぎて近所に分ける場合もあります】

5月7日時点では、外买(ワイマイ)と呼ばれるデリバリーは注文がしづらい環境ですが、徐々に開店するスーパーや飲食店も出てきています。
私は主に嗜好品(お酒、コーヒー、お菓子など)は個別で購入しています。
ただ、ほんのわずかな時間だけオープンし、すぐ受付終了するため争奪戦に勝たないと注文はしづらいです。



【食品スーパーのアプリ。品不足で買えないことも多い】

当然自炊はしているのですが、何の食材が残っているかわからなくなるため、冷蔵庫に書き留めながら日々献立を考えています。こういうときはレシピアプリが非常に役に立ってます。キッチンで少し野菜も栽培し始めました。


【豆苗栽培と食材メモ】

未だロックダウン前の状況にいつ戻るのか見通しは立っていませんが、 私も含め周りの人達は少しこの状況に慣れ始めてきており、大きな混乱はあまり起きていないのかなと思っています。
ただし、隔離が長引くにつれて、メンタル面に不安を抱える人が多くなっているのはよく聞く話ですので、そのあたりは少し心配しています。

少なくとも状況は良くなっていると思われますので、このまま収束に向かっていってほしいと願っています。

2022/05/07



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