こんにちは、カモメ編集室です。
今回は、ベトナムの生活費についてご紹介します!
まずは、ひとり暮らしをする場合のモデルケースを見てみましょう。
■ベトナム在住の20代男性、K・Hさんの場合
※1USD=140円(2022年9月時点)で計算しています。
上記はあくまで一例ですが、1ヶ月に必要な生活費は1,386USD。日本円にして約19万4,040円です。ベトナムでは、現地就職者の給与は1,500USD以上に設定されることが一般的ですが、その給与であれば1ヶ月の生活費を賄うことができます。
それでは家賃や食費などの項目をひとつひとつ見ていきましょう!
■単身者の家賃のボリュームゾーンは
500USD(約70,000円)
現地採用者が単身者向けの部屋を借りる場合、家賃相場は500USD(約70,000円)がボリュームゾーンとなります。家賃500USD以上なら「サービスアパートメント」に住むことも可能です。サービスアパートメントでは洗濯や掃除のサービスがついていて、セキュリティが常駐していることもあります。
一方で500USD以下の部屋となると、一気に選択肢が少なくなるようです。部屋の作りが脆くて害虫が出たり、カビが発生しやすいなど、住宅トラブルに悩まされることもあります。ただし上手に部屋を探せば300USD程度(約42,000円)の部屋を見つけることも可能です。
■外食やデリバリーによって食費が嵩む傾向。
平均は444USD(約62,160円)
ベトナムの現地採用者にアンケートを取ったところ、1ヶ月の食費の平均金額は444USD(約62,160円)でした。外食やデリバリーを利用する方が多く、日本食はローカルフードと比べると割高なため、デリバリーや外食によって食費が嵩んでしまうそうです。自炊したりローカルフードを取り入れることで、食費を抑えることができます。
A:400 USD、B:600 USD、C:400 USD、D:400 USD、E:400 USD、F:450 USD、G:650 USD、H:250 USD【平均444 USD(約62,160円)】
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■水道高熱費は他のアジアと比べてやや割高。
平均は80USD(約11,200円)
ベトナムでは水道代やネット代は安いものの、他のアジア諸国と比べる電気代が割高です。その結果、水道光熱費の平均は80USD(約11,200円)となりました。住んでいる場所によっては家賃に光熱費が含まれることもあるそうです。
A:70 USD、B:125 USD、C:50 USD、D:38 USD、E:100 USD、F:150 USD、G:50 USD、H:60 USD【平均80 USD(約11,200円)】
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■携帯インターネット費はリーズナブル!
平均は15USD(約2,100円)
ベトナムではインターネット費用が格安です。自宅のWIFIはマンションが無償で提供していることが多く、スマホ通信代もとても安価。動画などをたくさん視聴しても通信費用はほとんどかかりません。
A:0USD、B:20 USD、C:5 USD、D:13 USD、E:20 USD、F:20 USD、G:15 USD、H:30 USD【平均15 USD(約2,100円)】
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■移動はバスやタクシー、バイクが主流。
平均は111USD(約15,540円)
ベトナムでは地下鉄が発達していないため、移動はバスやタクシー、バイクが基本です。交通費の平均は1ヶ月あたり111USD(約15,540円)です。特にタクシーを頻繁に使う場合は、思わぬ出費になってしまうことも。
現地在住の日本人の中には、バイクを購入して移動に利用している方もいるそうですよ。
A:280 USD、B:200 USD、C:75 USD、D:17 USD、E:50 USD、F:100 USD、G:55 USD【平均111 USD(約15,540円)】
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■ベトナムの物価は上昇傾向
1,500USDの給与だとやりくりが必要に
日本人が海外で生活する場合、食費が嵩む傾向があるようです。とくに日本食や外食が多いとエンゲル係数が高くなりがちです。比較的リーズナブルなローカルフードを取り入れたり自炊することで、食費を抑えることが可能になります。
そのほか、生活用品も日本や欧米製のものを求めると、関税がかかっていてかなり高価なことがあります。さらに、最近ではアジア各国で物価が高騰しているため、日本の物価と大差がなくなってきているようです。
ベトナムに引っ越す際の参考にしてみてくださいね。
2022/09/09