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中国・高速鉄道の寝台列車



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2018/10/09

中国・高速鉄道の寝台列車


こんにちわ。カモメ編集室のIです。

広大な中国だからこそ存在する高速鉄道(中国版新幹線)の寝台列車に乗ってきました。 行きは上海虹橋駅から広州南駅、帰りは深セン北駅から上海駅まで往復しました。 距離は片道約1700キロ、約11時間の長旅です。 ちなみに、函館から鹿児島までの新幹線が約2300kmだそうです。 値段は軟臥(一般的な寝台)で行きは930元、帰りは990元でした。曜日によって値段は変わるようです。


上海虹橋駅の様子です。 実は中国の2大長期休暇の内の1つ、国慶節中だったため、 溢れんばかりの人人人でした。


すべての駅かどうかまではわかりませんが、 大都市圏の中国の高鉄の駅は、空港のような作りになっています。 日本のように改札後はプラットフォームに自由に降りれるわけではなく、 出発の15分ぐらい前に改札が始まり、プラットフォームに降りて列車に乗り込みます。 中国はとにかく人が多いので、こういう仕組みでないと プラットフォームから落ちる人が出てくるのかもしれません。




列車内の様子ですが、 1つの部屋に4つのベッドがあります。 値段は下段が少し高めです。




比較的きれいに感じました。 TVがあります。他に読書灯がついています。エアコンは部屋毎に調節できます。

ITの進んでいる中国らしく、食べ物などを微信でも購入することができるようです。


食堂車やラウンジもあります。 トイレは1両に洋式と和式の一つずつあり、トイレットペーパーもありました。 洗面台もあります。車両はすべて禁煙のようです。


高級軟臥の写真も撮ることができました。 1つの部屋にベッド2つとソファー付のスペースがありますが、 値段は2倍近いので、オトク度はあまりないかもしれません。


乗車後に軽食がもらえます。 そんなに多いわけではないので、事前にご飯を済ましておくか、 食堂車にて食事でも良いと思います。


目的地に着きました。 個人的には、とても快適な旅でした。


変化の速い中国において、お役立ち情報になるかわかりませんが、 今回使用した予約方法や注意点を書いておきたいと思います。 Trip.comのスマホアプリから予約を行いました。 切符の購入には手数料が40元必要です。 他にも、鉄路12306というアプリもあります。こちらは手数料は不要で鉄道会社の公式アプリです。 次回はこちらを使用しようと思います。

現在の制度では外国籍の人が切符を受け取る際には、 窓口でパスポートの本人確認と共に引き渡しが必要なため 切符の受け取りには時間かかる場合があり、早くから駅に行く必要があります。 また、駅構内に入る際には、簡易的な持ち物チェックがあり 混雑していると時間がかかる場合があります。 国慶節で、かつ、旅慣れていない中国だったため、 心配性な私としては2時間前には行くようにしてました。 中国籍の人は、身分証明書と共に自動券売機で受け取ることができるようなので、 外国籍の人もそうなると行列に並ぶ必要がなく時間に余裕ができそうです。

パスポートと引き換え画面を見せるだけで、切符が受け取れます。 画面には、「切符をください」と中国語で書いてあります。


全ての切符をまとめて事前に受け取ることはできるので、 旅の途中で予定を変更しないことを前提として、 一度で受け取れば、窓口に並ぶ時間を減らすことができます。 あまり、予定を決めるのが好きではないのですが、 中国国内を移動する場合、かつ、時間が限られる場合は、 旅のスタイルを変える必要があるなと感じました。

広大な国土の中国ですが、発展に伴い かなり広大な鉄道路線が張り巡らされているようです。 日本では寝台列車や鉄道路線自体が少しづつ姿を消していますが、 中国では移動手段の1つとして、大きな役割を占めているようです。

高速鉄道の寝台列車ではないものの上海から約52時間かかる長期路線もあるので、 いつかはチャレンジしてみたいと思います。


それでは。

2018/10/09



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