中国生活はじめの一歩
第10回:中国の水回り事情!トイレットペーパーは流せる?
海外での生活事情 2022-03-25
初海外転職&初中国のカモメ社員が、上海で過ごす日々をご紹介します。ひょっとすると、あなたにも役立つ暮らしの情報が見つかるかもしれません――。
■2022/3/18
第10回:中国の水回り事情!トイレットペーパーは流せる?
こんにちは、カモメ編集室です。
はじめて海外へ行く場合は、現地のお風呂やトイレなどの水回りが気になる方も多いのではないでしょうか? かくいう筆者も上海に行く前に、一生懸命調べた記憶があります。
水道水は硬水!シャンプーや洗剤は現地のものがおすすめ
原則、中国では水道水をそのまま飲むことはありません。かといって、生活用水として使用する分には、水質が悪いと感じることはほとんどないと思います。蛇口から出てきた水を、そのまま飲まないほうが良いというだけです。以前、社内で水道水の付き合い方についてアンケートを取ったことがあるので、参考にしてみてください。こちら
ちなみに、日本と中国では水道水の水質が多少異なります。日本は一般的に軟水ですが、中国では硬水。水道に含まれるミネラル分が日本と比べると多いのです。つまり、日本で使用していたシャンプーや衣類用洗剤などが合わない場合があります。
筆者は日本からお気に入りのシャンプーをわざわざ持参して渡航しましたが、水質に合わなかったようで、逆に頭がベトベトするようになってしまいました。現地で購入した20元くらいのシャンプーのほうがよく泡立ちます。
トイレットペーパーは流さないで!
中国では、原則トイレットペーパーを流してはいけません。巷のうわさで、一部のホテルや店舗では流せると聞いたことがありますが、筆者はいまだに流せるトイレに出合ったことはありません。トイレにはごみ箱が置かれているので、そこにトイレットペーパーを捨てましょう。無理やり紙を流すと、すぐにトイレが詰まってしまいます。知らずにホテルで紙を流して……という方、実際にいらっしゃるそうです。
ちなみに、中国だと基本的にポケットティッシュは必需品。駅などの共同トイレに紙が備え付けられていないことがあるためです。
日本と中国では水回りの環境が異なりますが、住めば都。最初は少し抵抗感があったとしても、意外とすぐに慣れてしまうものですよ。