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第6回:中国のにぎやかな職場のデスクまわり/宇山紡の上海絵日記・カモメweb版
海外での生活事情 2024-03-28
上海在住のイラストレーターとして活躍する宇山紡さん。下町風情が色濃く残る住宅に住む宇山さんの周りでは、日々さまざまなことが巻き起こります。上海のリアルな日常をのぞいてみませんか?
第6回:中国のにぎやかな職場のデスクまわり
日本と上海、ふたつの地域で働いてみて気づいた働き方の違い。中国の職場のデスクはすっごくにぎやかなんです!前回の中国で働き方の違いについて描きましたが、もうひとつ印象的だったのが、中国人同僚のデスク周りの可愛さ!です。私は日本にいた頃デスクというものが無かったので日本のデスクをそこまで見たことは無いのですが、事務的な感じだった記憶です。なので中国で見た、特に女の子の机周りにかける情熱はびっくりしましたね~!
たしかに! 日本のデスクと比べると、中国では自分流にカスタマイズする人が多いですよね。
キーボードやマウス、収納などを買って可愛くカスタムする子も多いのは、淘宝(中国のネット通販アプリ)で安く、豊富に買えることが理由のひとつでしょうね。
デスクトップまわりに目立つのが中国版のガチャガチャ「盲盒」といわれるフィギュアのコレクション。数年前から流行りはじめて、今はもっと増えていますね。
ほかにも、タピオカミルクティーのデリバリーのおまけでついている、アヒルのフィギュアもよく見かけますよね~!
お菓子やぬいぐるみを置いたりする子もいますが、購入したものは直接会社に届けられるんです。私物を会社に届けるのは、日本ではダメなところが多いと聞きます。 買うのも飾るのも気軽な気持ちでできるのは中国ならではの雰囲気だと思います♪
宇山紡さん
上海在住イラストレーター。関東国際高校中国語コース⇒武蔵野美術大学卒業後、番組制作会社などを経て縁に導かれ2016年上海の広告代理店へ入社。上海でのローカルな生活を漫画でゆるく綴った「上海絵日記」「日本人住在老房子」などを日中のSNSで発信中。
現在個人事務所「宇山紡芸術設計諮詢(上海)有限公司」を立ち上げ各種デザイン・漫画制作等を手掛ける。
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