STARTEK(旧AEGIS BPO MALAYSIA SDN BHD)
日本人採用担当
中島知香さん(2018年入社)
新卒1年目、たった3人で年間数百人の採用を任される。
日本ではきっと得られなかった大きな責任とチャンス。
もともと学生の時にマレーシアに留学経験があったり、インドやベトナムなどアジアの国々を訪れたことがあって、海外で働きたいと思っていました。新卒から海外で働ける企業を探していたところSTARTEKを知り、人事として採用され現在に至ります。人事には、社員が働きやすいようサポートをする「タレントエンゲージメント」と採用全般を行う「リクルーター」と大きく2チームがあり、私は後者のリクルーターチームに所属しています。日本人の採用は、マレーシア人上司のもと、私を含め4人で行っています。年間数百人の採用を目標としているので、実際本当に大変です。もういやだと思うこともありますよ(笑)。ただ一方で、面白いなと感じることも。リクルーターの仕事は創造力が必要で、言葉やアプローチ方法を少し変えるだけでも応募者の数が増えたり、内定率が上がったりします。自分で考えて工夫をして、それがうまくいったときにやりがいを感じますね。入社してすぐに大きなお仕事を任せてもらっているので、結果を出したいと思っています。
採用イベントにも出展し、たくさんの候補者の方をお会いします。
マイペースなマレー系、真面目な中華系
社内は本当に様々な国籍の社員がいます。個性も豊かで、例えば中華系マレーシア人の社員は真面目な方が多いなと感じます。これはマレーシアという国の環境によるものが大きいのですが、マレー系マレーシア人は国が優遇措置をとっているので、大学や会社へ入るハードルが低かったりするんですよね。中華系の方はそんな優遇もなく制限がある中で働いているので、必死さが違うのだと思います。マレー系はそれと比較すると、マイペースですね。私が仕事で余裕がなくなってバタバタしているときも、「そんなことよりメシ行こうぜ!」と誘ってきます(笑)。そういう場を和ませるお茶目な方が多いですね。
また、中華系の人でもマレーシア語しか話せないとか、マレーシアでの戒律も実は家ではそんなに守っていないとか、固定概念を覆されることも多いです。通常言われているようなイメージと現実のギャップに驚くことは多く、面白いなあと感じます。
社内イベントの様子
ちょっとのことでは動じない、柔軟さが海外でうまく生きるコツ
マレーシアは今、安い家賃でプールやジム付きのマンションに住める、というようなことも言われていますよね。実際にそうだと思うのですが、水道や電気など、インフラがまだまだ弱いところがあります。例えばシャワーのお湯が出ないことがあっても、そういうものだと割り切れるたくましさは必要かなと思います。私は留学中の1年、お湯が一切出ない寮に住んでいたので、毎日水のシャワーが当たり前でした(笑)。たまに会社の寮に住む社員から、お湯が出なくて困っていると連絡があります。もちろん修理の対応はしますが、毎回そのことに目くじらを立てているような方だと、長くやっていくのは大変だと思います。ここは日本とは違いますし、完璧な環境というのは世界を探してもなかなか無いのではないでしょうか。生活だけでなく、仕事でも何でも「気にしすぎない」というスキルが重要ですね。
現在住んでいるプール付きコンドミニアム(左上)。週末にはプチ旅行でリフレッシュします。
~人事に聞く!Q&A~
Q,面接はどんなことを聞かれるんですか?
決まったマニュアルがあるわけではなく、候補者の方に合わせ、いくつか質問をさせていただいています。言葉遣いや、端的な話し方、実際にこういうケースがあった場合どうしますか?などとストレス耐性も確認させていただくこともありますね。ちなみにオペレーターは電話やメール、チャットを使用するお仕事なので、面接もお顔が見えない状態で行い、その際の対応を重要視しています。
Q,渡航の際、何を持っていけばいいですか?
マレーシアは温暖な国なので、暑さ対策ができるものですかね。日焼け止めや汗拭きシートなどは持ってきた方がよいかと思います。ただ、日系のお店もマレーシアにはたくさんあり、一般的な日用品は日本のものが手に入る環境なので、正直無くてもなんとかなります!(笑)逆に見過ごしがちなもので言うと、パーカーやカーディガン等の羽織ものでしょうか。温暖な国なので長袖の洋服はいらないと思われがちですが、実は電車の中やオフィス等の室内はクーラーが効いているため肌寒いです。私もオフィスには必ず防寒できるものを持っていくようにしています!
Q、入社後、オペレーターの仕事にうまく適用できなかったらどうしたらいいですか?
入社後は研修をご用意しているので、未経験の方でも安心してご勤務が始められます!また、研修は同期の方と一緒に受けるので、わからないことを教えあったり、励ましあったりと切磋琢磨し合える環境が整っております。もしお仕事の中でつまずいてしまっても、プロジェクトの管理職との面談の機会を毎月ご用意しており、カウンセリングをしたり、改善策を一緒に考えたりとフォローをしますのでご安心ください!
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