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タイ現地採用者の給与事情【2022年版】
海外での生活事情 2022-09-27
こんにちは、カモメ編集室です。
海外転職をする際には、現地の給与水準と生活費が気になりますよね。
手取り給与で生活費は足りるのか、貯金はどれくらいできるのかーー。
今回は、タイの現地採用者の給与事情についてご紹介したいと思います!
■就労ビザの取得基準は給与50,000バーツ以上
ただし、BOI企業は例外
※1バーツ=3.8円で計算しています(2022年9月時点)
タイの現地採用者の給与水準は職種によってさまざまですが、一般的に50,000バーツ以上(約19万円)に設定されます。というのも、タイでは外国人が就労ビザを取得する条件として、給与が50,000バーツ以上である必要があるためです。
しかし、この規定には特例があります。投資推奨対象であるBOI企業は就労ビザの取得条件が緩和されるため、カスタマーサービスなどの求人では30,000バーツ程度(約11万4,000円)でもビザを取得することが可能なのです。しかし、就労する側からすると給与30,000バーツ程度というのは、生活費が足りるかどうかが気になりますよね。その時に確認していただきたいのが、住宅手当や家賃手当、インセンティブの有無、昇給制度が設けられているかどうかです。
手当等が含まれることで、金銭的に余裕が生まれます。また、昇給制度があれば、初めは30,000バーツからスタートだとしても、半年後、1年後にはより多くの給与がもらえることが期待できます。
それでは、あくまで一例になりますが、職種ごとの給与ボリュームゾーンをご紹介します。
上記に記載しているのは、入社時の“スタート給与”という点はご注意ください。スタート給与は50,000バーツだとしても、スキルアップすることで昇給できる可能性は十分にあるのです。
■タイの生活費は36,700バーツ(約13万9,460円)
50,000バーツの給与なら十分に生活が可能
※1バーツ=3.8円で計算しています(2022年9月時点)
以前、タイの生活費について調べたことがありますが(紹介記事はこちら)、モデルケースとなる現地採用者(単身)の生活費は、月々36,700バーツ(約13万9,460円)でした。ビザ取得条件となる50,000バーツの給与は、贅沢しなければ十分に生活ができる金額のはずです。
あらかじめ生活コストと給与水準を知り、現地の生活がイメージできていることは、よりよい海外転職をするためには大切なことです。
ぜひ、今回の記事も参考にしてみてくださいね。
2022/09/27