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タイの生活費はいくら? 家賃や食費、水道光熱費【2022年/バンコク・チョンブリ版】
海外での生活事情 2022-08-25
こんにちは、カモメ編集室です。
今回は、タイの生活費についてご紹介します!
お話を伺ったのは、バンコクとチョンブリ在住の現地採用者の方です。
まずは、ひとり暮らしをする場合のモデルケースを見てみましょう。
■バンコク在住の20代男性、S・Sさんの場合
※1バーツ=3.8円で計算しています。
上記はあくまで一例ですが、1ヶ月に必要な生活費は36,700バーツ。日本円にして約13万9,460円です。家賃がリーズナブルである一方で、食費がかかる傾向があります。しかしながら、トータルすると日本よりも生活のコストパフォーマンスがかなり良いようです。
多くの企業において、現地採用者の給与基準は50,000バーツ以上に設定されていますが、給与が50,000バーツは日本人にとっての最低限の生活ができる水準となります。
それでは家賃や食費などの項目をひとつひとつ見ていきましょう!
■単身者の家賃は12,000バーツ(約45,600円)前後。
ジムやプール付きのマンションもあり!
現地採用者が単身者向けの部屋を借りる場合、家賃相場は8,000~20,000バーツ(約30,400~76,000円)となります。12,000バーツ(約45,600円)が中央値で、この金額を出せば部屋の選択肢が広がるようです。少し郊外に出れば10,000バーツ(約38,000円)でも居心地の良い住居を見つけることができます。
また、タイの現地採用者に聞いたところ、タイの住環境は日本よりも良いという声が多くありました。ずいぶん安い金額でタワーマンションに住めるほか、プールやジムがついていることもあります。ただし、建物によってはシャワーの水圧が弱かったり、ほとんどのトイレはティッシュを流せないなど、水回りに難点がつくことも。
■外食やデリバリーが安価。
ローカルフードを食べれば10,000バーツ(約38,000円)以内に
タイではデリバリーが便利で安いです。ほとんど毎日利用している方も少なくありません。ただし、日本食ばかりを食べていると日本にいるよりもかえって食費が高くなってしまうことも。
タイ料理であれば1食あたり50~100バーツ(約53~380円)、1ヶ月あたり4,500~9,000バーツ(約17,100~34,200円)程度に収まります。
一方日本料理は1食あたり200~300バーツ(約760~1,140円)で、1ヶ月だと18,000~27,000バーツ(約68,400~102,600円)はかかる計算になります。
今回のアンケートでは、ローカルフードを頻繁に食べている方では10,500バーツ(約39,900円)。日本食がほとんどだと20,000バーツ(約76,000円)以上かかる結果となりました。
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■水道高熱費はとても安価!
1日中クーラーつけっぱなしでも1,200バーツ(約4,560円)
タイの水道光熱費はとても安いです。冷暖房を1日中つけていても大きな出費にはなりません。ただし、水道水は飲料水にむいていないため、ペットボトルやウォーターサーバーなどを準備する必要があります。
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■携帯インターネット代はリーズナブル!
450バーツ(約1,710円)に収まることも
日本でも徐々にスマホ・インターネット代が安くなってきていますが、タイの通信費はとにかく安いです。いちばん安い方だと1ヶ月450バーツ(約1,710円)でした。
ただし、場所によっては通信状況が不安定になることもあるため、少々不便さを感じることも。
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■移動はBTSやMRT、タクシーで。
1ヶ月1,000バーツ(約3,800円)に収まる
交通費で特筆すべきなのは、タクシー代が日本の10分の1程度であることです。しかもバイクタクシーを利用すればもっと安くなります。さらに都心部では、BTS(モノレール)やMRT(地下鉄)が発展していて、交通の便が非常に良いです。月々の交通費は1,000バーツ(約3,800円)程度に収めることができます。移動が多い方でも、日本円で1万円以内とリーズナブル!
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■ローカルのものを取り入れたら、
生活コストは大幅に軽減!
日本より出費が嵩むものとしては、外食頻度が増えることによる食費代。他には、趣味の旅行費などがあげられました。日本からの輸入品も関税がかかっているため、日本の商品はお値段が張ってしまいます。
海外に住む場合《毎日日本食、生活用品も日本のもの》という生活を送っていると、日本よりも生活コストがかかってしまいます。かといって、毎日ローカル料理というのもストレスがですよね。上手に日本のものとローカルのものを取り入れると、収支のバランスが良くなります。
ぜひ、タイに引っ越す際の参考にしてみてください!