はじめての中国・アジア転職コラム
第24回:職務経歴書の書き方。内定者はどう作成している?【海外転職編】
海外就職ノウハウ 2022-06-29
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書類通過すれば、内定率はぐんとUP!
こんにちは、カモメ編集室です。
前回の「書類通過率アップ!履歴書の書き方」に続いて、今回は職務経歴書の書き方についてご紹介します。
海外転職では「書類審査」をしっかりと行う傾向があります。逆を言えば、書類が通過したらぐんと内定に近づくのです。面接につながる求職者はどのような職務経歴書を作成しているのでしょうか?
なかなか書類審査が通らずお困りの方は、ぜひ以下のポイントを意識してみてください!
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海外転職であっても、基本的な職務経歴書の書き方は変わりません。以下の7つのポイントをおさえるようにしましょう。
1.職務要約は100文字程度にわかりやすく!
職歴は“簡潔にわかりやすく”を意識して、「業界」「職種」「経験年数」「業務内容」を100字程度にまとめましょう。詳細を見てもらえるかどうかを左右する、重要な項目です。
2.職務経歴は規模や実績を数字で表現
職務経歴では、所属部署の規模と役職を明記。また、取扱商品とともに担当業務を記載します。実績は、「案件数」や「売上金額」、「売上前年比〇%増」など、数字で表すことを意識してください。マネジメント経験も大きなアドバンテージのため、管理人数や管理内容も記載しましょう。
3.退職理由は聞かれる前に、書くのがベター
退職理由は面接でもっとも質問されやすい項目です。あらかじめ記載して、面接に備えておくのがベターです。職場への不満を長文で記載する方がまれにいらっしゃいますが、応募企業側の受け取り方を予想して、事実であっても書き方を工夫することが大切です。
4.経歴ブランクは職務履歴書で先手を打つ
3ヶ月以上のブランクがある場合は、あらかじめ職務履歴に記載しておきます。積極的には話したくない項目だからこそ、聞かれる前に先手を打っておいたほうが吉です。
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5.語学スキルや資格は、使用状況も併記
業務と関連する資格を持っている場合は、必ず記載します。履歴書と職務経歴書、両方に記載しておくのがベターです。また、語学資格については「TOEIC●●点」のような記載だけでなく、どのような業務状況で使用していたのかも伝えましょう。
6.自己PRは3つほど選抜
最もPRしたい強みを簡潔に記載しましょう。語学やマネジメント能力、応募する企業の特性に合わせて記載内容を検討します。
7.フォントや書類形式、日付に注意!
応募書類では、ビジネスパーソンとしての基本的な文書作成スキルも見られています。海外での就労だからこそ「日本で身に着けた基本的なビジネススキル」が求められるのです。明朝体やゴシックが混ざって、フォントがバラバラだったり、作成日付が更新されておらず履歴書と一致していない場合、マイナス要因になりえます。また、原則、書類はPDFに変換して提出するようにしてください。
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職務経歴書は面接につなげるための重要な書類です。
まれに、就労経験が長いにも関わらず、書類の内容が薄い方がいらっしゃいますが、せっかくの経験も書類に記載しなければ、相手には伝えることができません。
転職前にはこれまでの経験を棚卸して、自分自身の実績や強みをアピールしていきましょう!
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