ログイン(新規登録)
メニュー 閉じる

はじめての中国・アジア転職コラム

第18回:直前に要チェック!海外渡航前のやることリスト

海外就職ノウハウ 2021-10-12



過去の記事一覧はこちら

2021/10/12

第18回:直前に要チェック!海外渡航前のやることリスト



こんにちは、カモメ編集室です。

はじめての海外転職では、渡航前にやるべきことが多くあります。 とくに直前になると慌ただしくなりがちで、うっかりやるべきことを忘れてしまっていた……! なんてこともあるかもしれません。

今回は、直前にやっておくとのちのち助かる7つのことを共有したいと思います。




渡航直前にやるべき7つのこと

いま、あなたは海外へ渡航する2週間前だとします。ビザの取得や部屋の引き渡し、行政の手続きはバッチリ!……のはずですが、見落としてしまっていることもあるかもしれません。特に、このコロナ禍だと、通常とは異なる対応も必要となります。いざというときに備えて、以下の7つをチェックしましょう。

1.SIMカード購入
日本契約の携帯電話を海外で使用すると、高額な通信料が請求されてしまいます。コロナ禍では隔離期間もあるため、現地ですぐに携帯契約をすることは困難。必ず事前に現地で使用できるプリペイド式のSIMカードを購入しておきましょう。最近ではネットで簡単に購入できますし、現地の電話番号が付いているものもあります。
電話番号付きのSIMを使う場合、中国ではパスポートの提示が求められて、一人ひとつの電話番号しか契約できません。つまり、同じキャリアのSIMを2枚買ってしまってしまうと、1枚を無駄にしてしまいます。データ通信容量に不安がある場合は、通信量を後からでも追加購入できることもありますので、事前に方法を確認しておきましょう。

2.LINE等アカウントの管理方法をチェック
日本で利用しているチャットアプリは基本的には海外でも利用可能です。ですが、日本の電話番号を失ってしまうと、アカウントにログインできなくなってしまうことも……。あらかじめ、海外でもログインできるように、メールアドレスも登録しパスワードも覚えておくなど、確認は念入りに行いましょう。

3.家族友人との連絡方法を確認
家族友人とは複数の連絡手段を確保しておいた方が良いでしょう。中国に行くのなら、家族や友人にもWechatのアカウントを作ってもらったり、他のメッセージアプリのアカウントを交換しておくと役立ちます。どれかひとつが使えなくなっても、別の連絡方法があることが大切です。

4.日本の携帯電話の手続き
日本の携帯電話契約を維持しておくか、解約するかを決めましょう。日本の電話番号がないと利用できないサービスもあるため、格安キャリアへ契約しなおして、電話番号を維持しておく方法もあります。最近ではSIMカードを2枚使用できるスマホも増えてきています。以前よりも電話番号は維持しやすくなってきたといえるでしょう。

5.海外旅行保険への加入 
無期限で海外に行く場合、海外旅行保険は原則加入できません。しかし、帰国することが決まっていれば、帰国便のチケットがなくても申し込むことが可能です。筆者の場合、渡航直前に現地企業で加入する医療保険は、加入から1ヶ月後からしか利用できない――ということが分かりました。そこで慌てて、ネットで海外旅行保険に加入することに。決して安くはない出費ですが、コロナ禍では特に気をつけたいところです。

6.現地通貨の両替
空港にも両替所はありますが、レートがあまりよくありません。また、出発直前に両替しようとしたところ、両替所が閉まっていた……なんてこともありえます。筆者は出発日に両替をしようとしたところ、コロナ禍で渡航者が少ないこともあり、出発ターミナルの両替所が閉まっていて、慌てて隣のターミナルの両替所まで走りました。ネットで営業状況を確認したとしても、それが最新情報とは限りません。何事も余裕をもって行うのが吉です。

7.一時滞在ホテルの予約
入国後の一時滞在ホテルについて、現地の就職先とよく相談しておきましょう。就職先の企業によっては、代わりにホテルを手配してくれることもあります。それにコロナ禍では外国人の宿泊を制限しているホテルも多いです。現地スタッフに確認してもらうことが無難です。

特に中国では、政府隔離終了後に行われる自宅隔離で利用できるホテルは、数が限られています。日本からの情報収集には限界もありますので、現地スタッフに協力してもらえるとスムーズです。



クレジットカードの新規契約や転出手続きは早めの対応を!

渡航直前はとくに慌ただしく、やるべきことが終わっていないと不安になってしまいます。ですが、2週間前、1週間前、数日前であってもまだまだできることはあります。慌てずしっかりと対応しましょう。

一方で、早めの対応が必要なものも。例えば、住民税についてです。住民税は1月1日に住民票がある自治体から、前年の所得に対して課税されます。逆を言えば、1月1日に国内に住民登録がない人は、住民税が課税されません。海外転出届を出す場合は、そのことも考慮して、提出時期を見極めましょう。

また、日本の会社を退職するとクレジットカードの審査が厳しくなることもお忘れなく。クレジットカードには海外旅行保険などの付帯保険が付いていて、海外に行くときの必須アイテムでもあります。新規でカードを作りたい場合は、国内の企業に在職しているタイミングで申請しましょう。

最後に、渡航前にやるべきこと一覧スケジュールを共有したいと思います。

※クリックで拡大



2021/10/12





過去の記事一覧はこちら


話題の記事

あわせて読みたい関連記事

テーマから求人を探す