小澤 紀弥さん
ITコンサルタント
Nikko Computer Systems(S) Pte Ltd
小澤紀弥さんは、現在、Nikko Computer Systems(S) Pte Ltd で主に日系企業窓口のITコンサルタントをされています。同社は、1980年 独立系ソフトウエアハウスとして、シンガポールに設立。日系企業のお客様を中心にシステム開発を行っています。最近では、サポートの範囲もマレーシア、香港、タイ、ベトナムといった国々にまでに広がっており、事業拡大中とのことです。
英語が基本のシンガポールを痛感。最初の3ヶ月で2回クビに!
小澤さんは、3年前にシンガポールに渡航。それまでは、東京でずっと法律の勉強をしながら、派遣社員として勤務していました。多少の英会話に自信があったので、いつか英語を活かして、海外で働いてみたいという気持ちもあったそうです。そんな中、日本で情報を集めているうちに、どうやらアジアで英語を使って仕事ができそうな国は、シンガポール・香港・上海かな、とあたりをつけていたそうです。
初めに入社したのはシンガポールに進出している欧米系企業。
しかし、英語を使って仕事をするということは、考えているほど甘くありませんでした。社内・社外を問わず、会話は全て英語であったため、当初の自信はそこで打ち砕かれてしまいました。この会社を含め、シンガポールに来た最初の3ヶ月で2回も首を切られてしまったそうです。
必死に英語会話の勉強をやり直しながら、現在は、シンガポールを拠点とする日系システム開発会社Nikko Computer Systems(S) Pte Ltdで勤務されています。日系企業担当のITコンサルタントとして働くこと2年。日系の会社といっても、社内での使用言語は日本語ではなく、英語。40人ほどのスタッフの中で、社長以外の日本人は小澤さんだけということで、現在、日本人のお客様と現場をつなぐ重要なお仕事をされています。
憧れのシンガポールの生活。気になる家賃相場は?
日本の住宅事情との大きな違いは、1ルームマンションが少ないということ。そのため、シティーに住む場合は、シンガポール人世帯などが住む3LDKマンションの1部屋を借りたり、約3000シンガポールドル(約195000円 ※)程度の部屋をルームシェアするケースが多いそうです。マンションの1部屋を借りるだけでも、500~1000シンガポールドル(約32500円~65000円 ※)はするそうなので、東京の家賃相場と比べても高い気がしますね。大家さんと住むとなると、相性も重要な問題ですしね。
小澤さんの場合、勤務地がソフトウェア会社などが集中する郊外ということもあり、シティーまで地下鉄で30分くらいの所に家を借りているそうで、2DKマンションで1800シンガポールドル(約117000円 ※)ほどということでした。
※1:レート 1SGD=65円で計算
東京で生活するよりも通勤時間が短く、生活環境も良い。今は思い切ってシンガポールに引っ越してよかったと話されていました。
ありがとうございました!
※カモメよりNikko Computer Systemsさんをご紹介
Nikko Computer Systems(S) Pte Ltd は、1980年 独立系ソフトウエアハウスとして、シンガポールに設立。現在までに、延べ150社のお客様のシステム開発に携わったそう。 最近では、サポートの範囲もシンガポールのみならず、マレーシア、香港、タイ、ベトナムにまで拡大中!
主なサービス内容は、業務用システム開発、ERPパッケージ(Syteline)、セキュリティ管理ソリューション、ネットワーク構築・保守サポート、CAD/CAM/CAE/NA/PLM オンサイト・オフショア開発とのこと。
Nikko Computer Systems(S) Pte Ltd
所在地 : 72 Bendemeer Road #05-25/26 LUZERNE Singapore 339941
電話番号 : 6295 6118
FAX番号 : 6295 6909
WEBサイト :
http://www.ncsnet.com.sg/ncs/index.php