タイ就職体験談



連載企画【アジアで働く】 第8回目:タイで働く!木村田 直美さん


Tailand
木村田 直美さん (写真:中央)

1988年4月24日生まれ、埼玉県出身
Aeon Thana Sinsapに2014年3月より勤務




フレキシブルに働く!
仕事を通じて成長でき、
快適に暮らせる場所をタイに見つけた



 英語を勉強したいという気持ちをずっと持っていた木村田直美さんは、日本でしばらく働いたあと、ニュージーランドへ渡った。そこで半年英語を勉強し、ツアーガイドの仕事をしたあと、ビザを更新して残るか、帰国するかの選択を迫られた。そのとき、東南アジアで働いてみたいという気持ちを思い出したという。


帰国か、ビザ延長かの選択で、第3の選択肢へ


「移住するなら差別も少なく四季があり、ビザ取得等、難しくない、自然が多い環境のニュージーランドだと中学の英語の先生が力説していて、今考えると他の国でもよかったんですが、海外に行くならそこだと決めつけていて(笑)。日本の会社を辞めた1週間後にはもうニュージーランドにいました」

 日本にいたときは、一般企業のIT保守関連業務を担当、残業も当然のように長時間働き、転職者が多いことから、フォローに追われる毎日だった。自分がなかなかステップアップできないもどかしさを感じていたという。タイに決めた理由は、ニュージーランドで東南アジアの友達ができたことで興味を持ったのと、日本人が多く、人材派遣会社も多かったことだ。

「今は、タイにある日系企業でシステムサポートを担当しています。仕事を探すポイントとしては、経験を少しでも生かし、最初から最後まで教えてもらう必要が少ないことも理想でした」

 楽にできるというよりは、持っている力を土台に上積みできるものというニュアンス、「仕事はやることがないのが苦痛、忙しいほうが楽しいし、やることを探すのも面白い」という言葉からも彼女が仕事を通じて「向上したい」意識が強いことがわかる。表面的には穏やかな印象だが、それは日本で働いていたころから一貫している。タイの環境から、その思いはより強くなったようだ。

「私は、今は仕事を長く続けることが重要だと思っています。でもタイでは転職してキャリアアップするのが通常の考えで、上司がそれを引きとめるのは難しい。女性の管理職も多く、結婚で仕事を辞める人はいないですね。私も10年後は、仕事をしながら新しい勉強をしていたいです」



Tailand


四季はないけど、日本にないものがたくさんあるタイ


仕事に燃えているように見えるが、タイの生活も多いに楽しんでいる。

「食べ物やコンタクトレンズ、化粧品、何でも手に入りますし、日本食レストランもおいしいです。タイ人の友人と飲みに言ったら、同性のカップルだらけだったり、タイ人男性に日本人男性を紹介してほしいと言われたり(笑)。あとは、日本の友人も遊びに来やすいみたいで、よく来てくれるのもうれしいですね。四季がないのは不満ですが、ここでしかできないこともたくさんあります」

 休日はタイ語の勉強や買い物をして過ごすことが多いが、そのうちヨガや、タイのボクシングも習ってみたいそうだ。日本の友人からは、変わったことを指摘されるという。

「日本ではいつもイライラしていましたね。時々帰国すると、優しくなったねと言われます」

 ほほ笑みの国の影響かと思いきや、タイの印象を聞くと「信仰のある国だと思う」というストイックな答え。「海外に出てからずっと、日本が一番いいと思っている」という彼女だが、それでも今、彼女により多くのチャンスを与えているのはタイ。最後に、自分にとって働くことは?と尋ねてみた。

「働くことは、向上することですね。今以上に、向上していきたいです。将来こうしたい!という明確な夢はありませんが、50歳くらいのときには、貧しい国の子供たちを支援できていれば嬉しいです。お金を寄付するだけではない形が理想です。これからタイで働きたい人がいらっしゃるなら、悩んでいる期間が長いほど、時間がかかりうまくいかないこともあります。一度タイに来て挑戦してください。応援しています!」


タイ転職の基礎知識!
タイの最新情報について簡単にまとめてみました!

  (1)タイではどんな日本人募集が多いのでしょうか?
  タイは業界に関わらず日系企業が多数進出しており、日系マーケット向けの営業職が約半数を占めます。また、自動車産業をはじめとした製造業も多いため、工場 長や設備管理、生産管理などの技術職も多いですね。最近はタイがアジアの統括拠点となり、他地域(ベトナム、ラオス、ミャンマー、カンボジアなど)へ進出する企業も多いため、タイから周辺国を管理するような仕事も増えてきました。またIT企業の進出も増えてきており、それにともないITエンジニアの募集も増えてきています。BPO関連業も依然多く、コールセンタースタッフなどは今までの仕事経験に関わらずチャレンジしていただけます。

  (2)タイの日本人現地採用の給与水準は?
  一般的に月5万バーツ(約18万円)以上となります。参考までに、いずれの職種も未経験の場合は5~6万バーツ(約18~21万円)程度、営業職(営業経験約3~5年)の場合ですと6~7万バーツ(約21~25万円)程度です。IT業界や非常に専門的な業界・職種となる場合は、7~10万バーツ(約25~35万円)と比較的高水準になります。参考までにタイ人新卒給与はローカルの場合で1万5千バーツ前後、英語人材で2万バーツ前後、英語と日本語が話せると3万バーツ前後となります。

また工場関連の技術職になりますと、10万バーツ(約35万円)以上が期待できます。経験豊富なシニア層は人材も不足しているため福利厚生や手当てが相談できる場合もあります。

  (3)日本人が就労ビザを取得するための条件は?
  タイは東南アジアの中でもビザが比較的取りやすい国です。高校卒業でも取得可能です。また日本での勤務経験がなくても取得可能です。ただし、外国人を一人採用するにはタイ人を四人採用しなければいけないため(または資本金を増やす)、タイミングによっては取得出来ない可能性もあります。実際に企業に確認するのが確実です。   

  (4)家賃相場はどれくらい?
  住宅事情は日本と比べて格段に良く、割安で広さもあり、利便性も良いところに住むことができます。現地採用者は大体8000~15000バーツ(30,000~50,000円)程度のワンルームに住んでいる方が多いです。一般的に24時 間セキュリティが完備された物件がほとんどで、ジムやプールがついた物件も珍しくありません。日本と違ってキッチンがない物件、もしくはシンクと電磁調理 器のみなど簡易なものが用意されている物件がほとんどです。ベッド、テーブル、クローゼットなどは備え付けの物件が多く、購入の必要はありませんのですぐに生活をスタートすることができます。

  (5)家賃以外の物価は日本と比べて高い?低い?
  家賃以外の物価も平均的に日本より安いです。特にスーパーでの買い物や食事などを安く抑えることができます。屋台などでの食事は日本人に合ったものが多く安くてうまいを味わえます。

  (6)医療設備に不安はないのか?
  バ ンコクには私立の大手総合病院が複数あり、高いレベルの医療やサービスを提供しています。このような病院には日本語通訳者が常駐しており、また日本を含め た海外での留学経験のある医師も多く、日本語での受診も可能です。また薬も日本のものは買えませんがドラッグストアが多くありますのでとても便利です。万 が一お腹を壊しても緊急で処方してくれますので安心です。





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