日本人の眼から見た「生活の場」としてのベトナム


観光地としてのベトナム情報は充実していますが、これからそこで生活する人のためのベトナム現地の生活情報というと、なかなか集まりにくいように思います。そこでベトナム国内で最も多くの日本人が住む都市ホーチミンで、ベトナム旅行・生活情報を発信しているベトナムスケッチさんにお邪魔しまして、現地の生活事情についてお伺いしました。


長期滞在者からみたホーチミンの街は?
1.家
2.インターネット
3.携帯電話
4.交通
5.ベトナム語・英語
6.物価・生活費



長期滞在者からみたホーチミンの街は?

海外はどこでも同じだと思いますが、日本と同じように生活できる都市というのは少ないでしょう。ベトナムでもやはりある程度、我慢しなければならない部分はあると思いますし、その違いを楽しめるほうがいいと思います。ただしホーチミンやハノイといった大都市圏になりますと、生活のインフラは整っていますので、日本のライフスタイルをある程度は維持する形で、生活を送ることも可能です。例えば、ホーチミンは日本人だけで5,000人前後住んでいると言われており、日本料理店などももちろんあります。また、こちらに住んでいる外国人ために、外国の食材を手に入れることができるスーパーもあります。今後も日本人の長期滞在者が増えてくることが予想されますので、さらに日本人には住みやすい環境になるのではないでしょうか。



1.家

(部屋・家賃について)
ホーチミンでは、基本的にアパートが少なく、一軒家が多いのが特徴です。なので、こちらではベトナム人家族が住む一軒家の空いているお部屋を間借りするケースが一般的です。ただ間借りといっても、生活に必要な家具やトイレ・お風呂も各部屋についてますので、ホテルの部屋を借りるようにイメージするのがわかりやすいと思います。キッチンは基本的にありません。月300ドル前後が目安です。もちろんキッチンもついているワンルームタイプのお部屋もありますが、それほど一般的ではありません。このタイプは少し高めで月500ドル前後です。もちろん、ご家族で住めるような部屋もありますが、家賃はさらに高くなっています。

(契約期間・敷金について)
契約期間は最低半年~1年くらいが一般的です。場合によっては2年契約を要求される場合もあります。ベトナムでも家を借りるとき『敷金』を払うのが一般的です。敷金は家賃の3~6ヶ月が相場です。



2.インターネット

ホーチミンでも、もちろんインターネットは利用できます。上記のような間借り部屋を借りる場合、部屋でインターネットを使うには、回線を引いてもらう必要があります。一月使い放題で25万ドン。(日本円で3000円くらい)もちろん回線は細くて1M、日本ほどネットのスピードはでませんがメールのやり取りや、ウェブサイトの閲覧であれば問題なく使えます。また、街中のカフェにはWI-FIが使えるカフェなど最近増えてきましたし、ホテルによってはWIFIが使えるところもあるので、インターネットにつなぎたい場合、大きなホテルの近くにいってみるのも手ですね。



3.携帯電話

ベトナムでも、すでに携帯電話が広く普及しています。携帯電話そのもののお値段ですが、これはどこの国でもかわらないと思いますが安いものから高いものまであり、一般的には100~300ドルくらいの携帯電話が目安でしょうか。通話料ですが、銀行引落しのタイプではなく、プリペイド式の携帯電話を使うのが一般的です。プリペイドカードは20万ドン。(日本円で2000円くらい)これだけで1ヶ月以上は利用できます。



4.交通

ホーチミンでの移動手段はバイクが一般的です。その他に、バス・タクシー・バイクタクシーなどもありますが、不便であったり、値段が高いなどの理由から、長期で滞在される方は、バイクを購入されるケースが多いです。ベトナムではバイクは50CCについては免許はいりません。自転車ももちろんありますが、道路はバイクと自動車が大半なので、自転車はその流れにのれず、危険ということから自転車に乗っている人は少ないです。ホーチミンには地下鉄が走る構想などもあり、実際プロジェクトが進められていますが、まだまだ完成は先になります。



5.ベトナム語・英語

弊社でもそうですが、会社の中で、ベトナム人社員とのコミュニケーションは英語になると思います。ただ、会社の外になりますと、観光客を対象としたサービスを提供しているところ以外は、英語が通じない場所も多いので、簡単なベトナム語は必要になると思います。ベトナム語については、大学や塾で学ぶことができます。基本的にベトナム語か英語での授業になりますが、最近は日本語を使ってベトナム語を教える学校もあります。個人講座の場合は1時間10ドルくらいが相場。ベトナム語は文法が簡単なので、まじめに勉強すれば3ヶ月程度で日常会話はマスターできると思いますので、そんなに難しくないと思います。

詳しくはこちら
ベトナムでケイコちゃんとマナブくん ベトナム語編(ベトナムスケッチ 2008年11月号)




6.物価・生活費

以前、ベトナムは『物価が安い』というイメージがありましたが、現在、物価は年々上がっています。前から住んでいる方にとっては、生活しづらくなったという声もよく聞きます。特にホーチミンはベトナムでも一番物価が高いところなので、中国から来た場合、物価の差はそんなに感じないかもしれません。それでも月に1000ドルあれば、日本人がベトナムで生活するにはまずまず快適な生活は送ることができると思います。

                

杉田憲昭さん
ベトナムスケッチ 編集長  
2003年からベトナムスケッチ編集部に。ベトナム在住6年目。日本で編集者として活躍後、海外への憧れから、その時たまたま編集者を募集していただベトナムスケッチで働くことに。現在、ホーチミン、ハノイの27名のスタッフを編集長としてまとめている。



ベトナムスケッチ紹介

ベトナム現地情報を調べるには、
まずは「ベトナムスケッチ」から!


今回お邪魔したベトナムスケッチさんですが、こちらは旅行代理店であるエーペックスベトナムの一部門にあたるそうです。ベトナムに来た人が一度は手にするベトナムスケッチは2000年4月から創刊されて、今年で9年目を迎え、ベトナムにおすまいの日本人であれば、9割に読まれているという日本語情報誌です。杉田さんは主に観光者向けとおっしゃられていますが、実は現地情報も充実していて、現地でお住まいの日本人から支持されているのも頷けます。なので、これからベトナム生活を考えている人にも参考になる情報がたくさん。ベトナムスケッチに掲載された内容は、ウェブサイトにも反映されてますので要チェックです。ベトナム現地のホテルの予約もできますよ!

今回はどうもありがとうございました。(カモメ編集部)

ベトナムスケッチ編集部内。こちらのオフィスには日本人が7名働かれているそうです。ベトナムスケッチ本誌。さすが観光客向けの紙面なので、写真がきれいです!



会社名 = APEX VIETNAM CO. LTD.
設立年 = 2000年4月
代表者名 = 中安昭人
従業員数 = 27名
事業内容 = 月間日本語情報誌『ベトナムスケッチ』編集・発行 各種ウェブサイトの運営 雑誌・新聞など、各種日本の媒体への記事制作・コーディネート業務
所在地 = 6F Foodcenter Bldg., 393B Tran Hung Dao St., Dist.1, HCMC, Vietnam
電話番号 = +84-8. 39204710
WEB = http://www.vietnam-sketch.com
Eメール = sketch@hcm.vnn.vn



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